札幌 六坊

ラーメン

今回行ってきたラーメン店である「札幌 六坊」は、ラーメンファンに高い評価を受ける名店『渡なべ』がプロデュースする新業態で、2025年4月に高田馬場の早稲田通り沿いにオープンしました。店名の「六坊」は、香港出店時の屋号に由来し、スタッフが6名だったことにちなんで名付けられているそうです。

店内はカウンターのみ10席ほどとコンパクトですが、活気ある雰囲気があり、手際よく中華鍋で野菜を炒める音やラードの香ばしさが漂っておりました。

注文

注文はデジタルサイネージ系の券売機形式となっており店内に入って右手側にあります。
ここでは現金不可でクレカや電子マネーおよびQRコード決済という形になっておりました。

基本メニューは、「札幌ブラック、札幌塩ラーメン、札幌味噌ラーメン」の3種類になっており、今回は看板メニューである札幌ブラックにチャーシュー増しの「札幌ブラックチャーシュー増し(1500円)」を購入しました。

着丼

5分ほどで着丼!

看板メニューの「札幌ブラック」は、富山ブラックにインスパイアされた濃口醤油スープが魅力です。

トッピング内容は「チャーシュー、メンマ、ネギ、玉ねぎ、もやし、挽肉」となっておりました。
中華鍋で炒めたもやし、玉ねぎ、挽肉にラードを加えた下ごしらえが土台となっており、豚骨や昆布の出汁が合わさり、野菜の甘みと香ばしさが効いています。

麺は、北海道にある森住製麺製の黄色い中太のちぢれ麺で、スープの色に染まりながらも小麦の香りとプリッとした食感が感じられます。硬めに茹でられた麺は、しっかりとした歯応えと風味があり、スープとの相性は抜群です。

最後にスープですが見た目がかなり濃そうですが、ベースには動物系の旨味(豚骨や鶏ガラ)をしっかりと取り、そこにたっぷりの濃口醤油を合わせています。そのため、醤油の香ばしさとキレのある塩味が際立ちながらも、出汁の旨味が全体を支えているため、塩辛さが強すぎず、飲みやすいバランスに整えられてると感じました。さらに、仕上げにラードや香味野菜の風味を加えることで、スープ全体にコクと奥行きがプラスされ、香り高い一杯となっています。

総評

今回は札幌ブラックをいただきました。
見た目は非常に濃厚そうに映りますが、実際には醤油の深いコクと香ばしさが際立ちながら、後味は意外とすっきりとしていて飲みやすい仕上がりでした。
落ち着いた店内で味わう一杯は、寒い日には体を芯から温めてくれ、暑い日にはその力強い旨味が食欲を引き立ててくれます。王道の味わいでありながら確かな個性を放つ、この一杯をぜひ堪能していただきたいと思います。

ごちそうさんでした!

外観

店舗情報

店名:札幌 六坊
住所:東京都新宿区高田馬場1丁目4−18
営業時間:月~日:11:00 ~ 21:00
定休日:無休
最寄り駅:東京メトロ西早稲田駅、東京メトロ高田馬場駅

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