今回は2度目の「麵屋彩音(sign)」を訪問しました。
前回は塩ラーメンをいただき、その澄んだスープと上品な旨味が印象的でした。
今回は気になっていた醬油ラーメンを食べたいと思い再度訪問した次第です。
2020年にオープンした比較的新しいお店で、店名の由来はロックバンドMr.Childrenの楽曲からとのこと。店内では映像や音楽も流れていて、ラーメン店でありながら音楽好きの心もくすぐられる空間です。
お店の雰囲気は、打ちっぱなしの壁に温かなライトが映えるカフェのような造りで、女性一人でも入りやすい印象。カウンター席中心の落ち着いた空間で、ラーメンをゆっくり楽しむことができます。
注文
注文は券売機形式となっており現金のみとなっておりました。
前回が「特製塩」を選んでいたので今回は「特製醤油(1500円)」を選びました。

着丼
5分ほどで着丼!

綺麗に盛られているラーメンは圧巻です。
トッピングには「低温調理された2種のチャーシュー、メンマ、半熟卵、ワンタン、ネギ」どれも丁寧に仕上げられているのが印象的でした。
麺は、麺は中細のストレートタイプ。スープとの相性を意識した仕上がりで、しなやかさとコシを兼ね備えています。一口すすると、醤油スープを程よくまとって口の中にすべり込み、噛むほどに小麦の風味がふわっと広がります。スープの旨味をしっかり受け止めつつも主張しすぎず、全体をまとめあげる存在。
スープは、鶏と魚介の旨味をじっくり引き出していながらも、醤油の香ばしさが立ちのぼり、口に含むとふくよかな旨味が広がります。濃口すぎず、むしろ出汁の風味と醤油のコクがきれいに調和していて、後味は驚くほどすっきりという印象でした。
総評
2度目の訪問で、今回は特製醤油をいただきました。
一口目から感じるのは、醤油ならではの力強いコクと奥行き。
それでいて雑味はなく、繊細さもしっかりと残されており、最後まで食べ飽きない仕上がりです。具材や麺との一体感も見事で、全体としてバランスのとれた完成度の高い一杯でした。
前回いただいた塩ラーメンは上品で澄んだ旨味が印象的でしたが、今回の醤油は対照的に懐の深さを感じさせてくれる味わい。2度目の訪問で、彩音が持つ幅広い魅力を実感できた気がします。
個人的な好みとしては塩に軍配が上がりますが、醤油もぜひ試してみてほしい一杯です。
ごちそうさんでした!
外観

店舗情報
店名:麵屋彩音(sign)
住所:東京都品川区西五反田2-18-3 グレイス五反田 1F
営業時間:月~木:11:00~14:30
:18:00~21:30
金:11:00~14:30
:18:00~23:30
土・日:11:00~14:30
定休日:日曜日
最寄り駅:JR山手線 五反田駅
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