今回紹介する日本酒は、先日行ってきた全国梅酒まつり2025in東京で購入した「沢の鶴 古酒仕込み梅酒」になります。この梅酒は、日本酒の蔵元として長い歴史を持つ「沢の鶴」が手がける、古酒をベースにした個性豊かな梅酒です。
この梅酒の最大の特徴は、熟成された日本酒“古酒”を使用していること。通常の日本酒よりも長期間寝かせる(3年以上熟成する)ことで生まれる、コク深くまろやかな風味の古酒を使用することで、一般的な梅酒とはひと味違う、奥行きのある味わいが楽しめます。
梅の甘酸っぱさに加え、日本酒ならではのやさしい旨みと余韻が感じられるため、食中酒としても相性が良く、氷やソーダ割りはもちろん、ロックや常温など、幅広い飲み方に対応します。
総評
試飲した中でも特に印象に残ったのが、今回購入した「沢の鶴 古酒仕込み梅酒」でした。古酒を使用していることによる深みのある味わいが感じられ、試飲では少量だったにもかかわらず、そのコクの強さが際立っていたのが決め手でした。
もともと個人的に『古酒ならではのコク』が好きということもあり、自宅であらためてしっかりと味わってみると、その期待を裏切らない満足感がありました。
ロックで飲むと梅の風味と古酒のまろやかさがちょうどよく調和し、コクの深さがより一層引き立ちます。炭酸割りにしても軽やかさの中に奥行きを感じられて悪くはないのですが、やはり一番のお気に入りはストレート。古酒の旨味がダイレクトに伝わってくるので、じっくり味わいたい方にはおすすめの飲み方です。
古酒好きの方には特に刺さる一本だと思います。飲むたびに奥行きのある余韻が楽しめる、そんな梅酒でした。
ごちそうさんでした!!
ラベル

筆者の勝手な数値
フルーティーさ:★★★★☆☆☆
重厚さ:★★★☆☆☆☆
旨味:★★★☆☆☆☆
酸味:★★★★☆☆☆
香り:★★☆☆☆☆☆
日本酒SPEC
原材料名:日本酒(国内製造)
:梅
:糖類
アルコール度数:11度
製造者:沢の鶴株式会社
:神戸市灘区新在家南町5丁目1番地2号
内容量:720ml
価 格:2200円(税込み)
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