今回行ってきたラーメン店である、「手打ち正麺 Hachimitsu(八光)」は、東京都品川区西五反田にあるラーメン店です。大崎広小路駅から徒歩3分ほど、五反田駅からも徒歩4〜5分とアクセス良好なところにあります。地下1階に店を構えており、店内はカウンター席とテーブル席を備えたこぢんまりとした造りですが、とても清潔感があるお店という印象でした。
注文
注文は券売機形式となっており現金のみとなっておりました。
主なメニューは「しなそば(醤油・白だし)」を中心に、「背脂そば(同じ醤油・白だし)」といったバリエーションがあります。今回は、「特製白だししなそば(1250円)」にしました。

着丼
お昼時ということもあり着丼までに20分!

少し濁ったスープが食欲をそそるラーメン店がやってきました!!
まずはトッピングがから確認していきます。
トッピングの特徴として、「チャーシュー(低温調理の豚チャーシュー、鶏チャーシュー)ワンタン、紫玉ねぎ、味玉、三つ葉」となっておりました。
ワンタンも普通のワンタンではなく貝のひもを使用しているので貝の旨味が凝縮されていました。
2種のチャーシューどちらともしっとりとしているので最後まで飽きず食べれます。
麺は、注文を受けてから手打ち・手切りし、手揉みも加えるスタイルなので時間がかかっていたということになります。北海道産小麦を使っており、気温・湿度などの条件に応じて加水率・製麺方法を調整するなど、麺の仕上がりに細かく気を配っているようです。
スープには、煮干し・昆布・貝類(アサリ・ホタテなど)などを用いた魚介出汁があり、清湯ベースで“飲み干せるような”バランスを重視しているという印象です。
また、貝出汁の優しい旨味が前面に出たあっさり系でありながら、複層的な味わいを持たせていることも特徴の一つだと感じました。
総評
今回いただいたのは「特製白だししなそば」です。お昼時に訪れたこともあり店内は賑わっていて、提供までにはやや時間がかかりました。さらにこちらのお店では、麺を注文ごとに手打ち・手切りし、手揉みまで行っているため、どうしても時間はかかります。しかし、その待ち時間さえも納得できるほど、麺の美味しさは格別でした。つるりとした食感と小麦の風味がしっかりと感じられ、スープとの相性も抜群です。
白だしのスープは、魚介や貝の旨味がじんわりと広がり、とても奥行きのある味わいでした。醤油と比べると雑味がなく、旨味がダイレクトに伝わってくるため、個人的にはこちらの白だしの方が好みです。とはいえ、醤油もしっかりと力を持った一杯だと聞いているので、次回はぜひ醤油を試してみたいと思います。
手間を惜しまない丁寧な仕事ぶりが随所に感じられる一杯で、訪れるたびに新しい発見があるようなお店でした。また再訪した際には、改めて記載したいと思います。
ごちそうさんでした!!
外観

店舗情報
店名:手打ち正麺 Hachimitsu(八光)
住所:東京都品川区西五反田1丁目33−10 西五反田サインタワー 地下一階
営業時間:月~木:11:45~15:00
:17:30~21:00
定休日:日曜日
最寄り駅:JR山手線 五反田駅、東急電鉄池上線大崎広小路駅
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